There is a rumor/blog going around about you might want to read itという内容のTwitterフィッシングサイトへ誘導するスパムDMが発見されました。

公開日時:

更新日: 2011.10.25.23:33

 このスパムDMは「英語 URL」という内容のフィッシングサイトへ誘導する悪質な手口のスパムDMです。

URLの部分を開くとTwitterを装ったサイトに繋がり、ユーザー名やパスワードを入力したら、Twitterのアカウントが乗っ取られ、勝手にフォロワーへスパムDMを送信してしまうのです。

このようなサイトや手口をフィッシングサイトと言います。

以下がそのTwitterを装ったサイトの画象です。




今回のスパムDMは、「There is a rumor/blog going around about you http://**.** might want to read it」という内容のもので、知人を語って送られてきます。フォロワーからDMが届いても警戒せずリンク先のフィッシングサイトを開きTwitterのIDとパスワードを入力して感染してしまい、この連鎖が広まっています。

もし、このようなDMを送っているアカウントを発見したら早急にパスワードを変更するようにこちらのURLを送信者に伝えてあげましょう。http://twitterspam.info/35

 

 使用されているドメイン:jtwitteri.com

 

・フィッシングサイト(詐欺)とは?

この行為は、悪意の第三者が会員制ウェブサイトや有名企業を装い、「ユーザーアカウントの有効期限が近づいています」や「新規サービスへの移行のため、登録内容の再入力をお願いします」などと、本物のウェブサイトを装った偽のウェブサイトへのURLリンクを貼ったメールを送りつけ、クレジットカードの会員番号といった個人情報や、銀行預金口座を含む各種サービスのIDやパスワードを獲得することを目的とする。また、DNS書き換えなどにより、正しいURLを入力しているのに偽のウェブサイトに誘導されてしまうファーミングという類似手法もある。その結果として架空請求詐欺預金の引き下ろし・成り済ましなどに利用され、多重に被害者となってしまう、または間接的に加害者になってしまうケースも目立ってきている。 ウィキペディア引用

 

・Twitterフィッシングサイトの手口

  • TwitterフィッシングサイトにIDとパスワード入力する。
  • アカウントが乗っ取られる。
  • 勝手にフォロワーへフィッシングサイト誘導のDMや広告サイトへリンクされたツイートなどが送信される。
  • フォロワーがフィッシングサイトに引っかかって感染する。

このように感染の連鎖が起こってしまう。
・もしIDとパスワードを入力してしまった場合
(Twitterフィッシングサイトに情報を入力した時の対処方法)こちらのリンクをご参考に対処してください。


・偽Twitterサイトと真Twitterサイトを見分ける方法

 

日本の公式サイトは、「twitter.com」と「twitter.jp」であり、「twittel.com」「twittelr.com」などではありません。

フィッシングサイトは「i」や「l」など様々なパターンでドメインを偽装してくるので注意が必要です。

偽TwitterサイトにIDやパスワードを入力しないようご留意ください。

 

一部フィルタリングサービスなどでは警告が表示されるようになっています。

 

・今後の対処

  • スパムDMの送信者に忠告をする。
  • Twitterなどでこの情報をツイートして注意を呼びかける。
  • ドメインとIPアドレスが変更されているので注意
  • URLの部分が「twitter.comまたはtwitter.jp」になっているか確認してからログインする。

 

IPアドレス 211.154.145.78
ホスト名 jtwitteri.com
IPアドレス割当国 中国 ( cn )




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